将来について考えていこうと思い、社会について幅広く学ぶことができる経済学部を選択しました。入学後は「開発経済学」を研究テーマとするゼミナールに所属し、貧困問題を抱えている発展途上国や日本の過疎地域の現状分析を行うとともに、私たち学生にできることは何かを模索する活動に取り組みました。このゼミ活動の一番の魅力は、実際に現地に足を運び、現地の状況を体感できることです。その地域の人々の暮らしや経済活動に身をもって向き合うことで、現状を知り、視野や価値観の幅を大きく広げることができました。
ゼミ活動を通して得ることができた幅広い視野を大切にする姿勢は、就職活動においてもとても役立ち、人としての成長につながっていきました。就職活動を始めた頃は将来像もぼんやりしており、一つの業界しか考えることができませんでした。しかし、愛大で学ぶ中で視野が広がり、キャリアサポートを活用しながら就職活動を行ううちに、様々な業界や企業の取り組みを知りました。また積極的にOB・OG訪問を行い、実際に働いている方の意見や経験を聞くことで、自分がやりたいことと、その企業が求めているものの共通点や相違点を見い出すことができました。これらの経験を通して、『周囲の人々に良い影響を与え、笑顔を増やすことができる社会人になりたい』というビジョンを明確にすることができました。
愛大は、学習環境や人間関係、学生生活を支えてくれる方々、設備や立地などに恵まれており、大学生活を終えたときに「愛知大学でよかった。」と心から思える大学です。ここで、経験したさまざまなことが、「人を笑顔にし、誰かの活力になりたい」というモチベーションを高めるきっかけになっていきました。なかでも、学生生活や就職活動に関して、大学の職員の方がとても親身にサポートしてくれ、学習や研究だけでなく自分のやりたいこととの両立もできます。今は大変な時期だと思いますが、体調に気をつけて頑張ってください!