My Story

経済学部

Faculty of Economics

My Story
意味のある失敗を積み重ねて ボクたちは未来をつくっている。
上田 直輝さん

経済学部 経済学科

愛知県立千種高校出身。70年以上の歴史と伝統を持つ愛知大学で学びたいと入学を決意。卒業論文はFinTechなど近未来の金融をテーマに執筆。
愛知大学に
進学した理由は?
70年以上の歴史を持つ愛知大学は、東海地方はもちろん、全国的にも名前が知られている大学です。4年間学ぶのであれば、確かな伝統を持つ大学で知識を吸収したいと考えたのが進学の一番の理由でした。経済学部を選択したのは、高校時代から数学を通じて一つのことを深く考えることが好きだったから。一個人や企業などを対象としたミクロ経済学から、日本や世界全体の経済を考えるマクロ経済学まで、世の中の経済の流れについて幅広く学んでみたいと入学を決めました。
どんな高校時代を
過ごしていましたか?
高校時代の3年間を一言で表わすなら「縦横無尽」。私が学んでいた高校は、「自主自律」をモットーに学生の意見を尊重してくれる校風だったため、自分がやりたいことに全て全力でチャンレジしました。大学では「自分自身で律すること」が求められますが、高校時代に自由な校風の中で学んだことが、大学生活にも活きていると感じます。ただ、今振り返ってみると何事にも熱心に取り組む半面、夢中になりすぎて周囲が見えず、空回りすることもありました。
大学で取り組んでいることや
成長したことは?
私は大学生活を通じて「冷静な判断力」を身に付けられたと感じています。ゼミ活動では子どもの貧困について深く学習し、卒業論文ではIT技術を活用した近未来の金融について研究していますが、話題のテーマを一つひとつ掘り下げて考察する中で、肯定的な見方と同時に批判的な見方も学び、どんな時でも先入観を持つことなく中立的な立場で判断できる目が養えたと感じています。
今後の目標は?
高校卒業時、サッカー部の監督から「状況を見極めて異質になりなさい」という言葉をいただきましたが、就職活動を経験して改めて感じるのは、他人にはない自分だけの個性をどう発揮するかが大事だということ。異質が大切だといっても、一人だけ違う方向を向くのではなく、同じ方向を向きながら、自分しかできないことで貢献する。この姿勢を常に意識しています。ゼミ活動でも、他の班では思い付かないような論理構成や意見の切り出し方を準備するなど、自分にしかできない役割を見つけ出し、行動に繋げることができました。社会に出てからもこのモットーを守り、組織に不可欠な人材になりたいです。
高校時代の自分に
アドバイスするなら?
「一回立ち止まって考えてごらん」とアドバイスしたいです。高校時代はさまざまなことに熱中して突っ走っていたので、相応の失敗もしました。今振り返ってみると、少し止まって考えてから動くことで防げる失敗もあったと思います。行き当たりばったりの失敗ではなく、立ち止まって考えてから行動して起こる失敗こそ、反省材料を次に活かせる「意味のある失敗」だと今は思います。
愛知大学のココが好き!
を教えてください
名古屋キャンパス周辺に飲食施設などが豊富にあるのが魅力です。学食も安くておいしいですが、たまにはグローバルゲートでご飯を食べてみたり、109で映画を見たりと、気軽に息抜きができるのがいいなと思います。学校や先生のフォローも手厚く、分からないことは図書館やメディアセンターで調べることもできます。大学生活や就職活動、ボランティアなどについて、大学職員の皆さんがしっかりとサポートしてくれるのもありがたいですね。