My Story

文学部

Faculty of Letters

My Story
小さな目標の積み重ねが 本当にしたいことにつながっている。
中込 宗佑さん
    文学部 人文社会学科
愛知県立熱田高校出身。古代ヨーロッパの歴史を専攻し、ギリシア神話を研究した。卒業後は社会科教員として愛知県の中学校に赴任予定。
愛知大学の文学部に
進学した理由は?
東海地方の大学で、世界史の専門的な知識が得られ、教員免許の取得にも実績があるのが愛知大学の文学部でした。私は世界史が好きで、中でも古代ヨーロッパについて学びたいと思っていました。卒業論文でも、ギリシア神話をテーマに、当時の人々がなぜギリシア神を受け入れたのかや、神話がどのような影響を及ぼしたのかを、歴史的な観点から研究しています。
どんな高校時代を
過ごしていましたか?
高校時代はサッカー部の活動に打ち込んでいました。強豪だったので練習は厳しかったのですが、それだけに仲間との絆が育まれました。チームメイトと過ごした日々は、かけがえのない宝物です。特に最後のリーグ戦は生涯の思い出となりました。その試合は、逆転、また逆転の白熱したプレーで最終的に勝利を得ることができました。諦めずに全力を尽くすことが、とても大切だと、身をもって知ることができた経験です。
大学で取り組んでいることや
成長したことは?
熱中したのは、講師として塾でアルバイトをしたことです。もともと教師を目指していたこともあり、教材研究やワークシート作りなど、将来の予行演習のつもりで取り組みました。そうした大学生活を通して、コミュニケーション能力が特に高まったと感じます。教員の素養として欠かせないスキルが養えたことは、私にとって大きな成長だと思っています。
思い描いているビジョンや
そのためにしていることは?
定年まで教員を務めて、教育に貢献したいと考えています。型通りではないリアル感のある授業を行えるように、さまざまな場所を訪れて、文化的な背景を考えるようにしています。例えば、旅行をしたときも福岡では街の文化的な側面を考察したり、香川県がうどん県といわれることを体感的に経験したり。将来、授業の教材にもなるように撮影し記録しています。
高校時代の自分に
アドバイスするなら?
「何事も目標を持って取り組むこと」とアドバイスしたいです。それは、大きな目標を持つという意味だけではありません。日々の部活動の練習や勉強でも、目標を意識するのとしないのでは、結果に差が出るからです。そして、目標を持つ習慣を身につければ、何気ない行動が変わってきます。勉強ならどうすれば効率よくできるか、自分にあった方法は何か?など前向きにもなれます。
愛知大学のココが好き!
を教えてください
私が一番好きだったのは図書館です。とにかく蔵書数が多く、国立大学の図書館に決して劣りません。授業で気になることやわからないことがあっても、図書館に行くと解決しました。多くの学生が利用するにも関わらず、静かなのもおすすめポイントです。勉強に集中できるので、テスト前はよく図書館にこもったことは良い思い出になっています。